もちろん取引手数料の分は証券会社がもっていきますが、それを考えなければ全体の収支はかならず0になります。
オプションの売買が成立した時点でプレミアムのやりとりが行われ、オプションの買い方から売り方へと代金が支払われます。
そしてそのオプションがいろんな人へ転売され、権利行使日に清算されます。清算は差金決済です。
その間、オプションがどれだけの人を渡り歩いたとしても、その参加者の収支の合計は0になるのです。
現物株などは取引期限が決まっていないのでオプションとはやや勝手が違います。
ゼロサムゲームなので、景気が良くなってみんなウハウハということはありません。
利益を得る人がいればその分損をする人もいる、厳しいマネーゲームの世界です。
テーマ:日経225先物・OP - ジャンル:株式・投資・マネー
そのオプションでできることをいくつかあげてみます。
・自分が投資をしていく上でとっていくリスクを調節することができる
・相場の上昇、下落、横ばいといったどんな局面でも利益を狙う事ができる
・保有している現物株や先物にヘッジをかけることができる
・リスクを調節することで、利益を得る確率をあげることができる
・ときには大きなレバレッジ効果を期待することができる
オプション取引はやや複雑ですが、その複雑さ故いろいろなポジションを組む事ができ、いろいろな利用法が考えられます。
上にあげたオプション取引のメリットはときにはデメリットとしてはたらくことももちろんあります。
オプション取引は非常に奥の深いマネーゲームです。
〈取引時間〉
前場:9:00〜11:00(※半休日:9:00〜11:10)※大納会・大発会
後場:12:30〜15:10
〈取引単位〉
プレミアムの1,000倍
〈呼値の単位〉
プレミアム‐呼び値(刻み)
10円以下‐ 1円
10〜1000円‐ 5円
1000円以上‐ 10円
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日経225オプション以外にも様々なものがあります。
オプションは何を原資産にするかによって区別され、
株式オプション・株価指数オプション・通貨オプション・商品オプションなどにわけられます。
日経225は日経平均株価指数を原市場とする株価指数オプションです。
日本には他にも日経300や商品オプション市場などがありますが、現在は日経225以外はそれほど流動性がありません。
米国には代表的なS&P500などの株価指数オプションがあり、他の株式オプションや通貨オプションなどの市場でも盛んに取引が行われています。
また、オプションにはヨーロピアンタイプとアメリカンタイプというのがあります。
ヨーロピアンタイプは満期日まで権利行使をすることができず、権利行使日に該当限月のオプションが清算されます。
これとは違いアメリカンタイプはいつでも権利行使をすることができ、プレミアムも必然的に高くなっています。
日経225オプションはヨーロピアンタイプです。
デルタ(Delta)・ガンマ(Gamma)・ベガ(Vega)・セータ(Theta)の4つの指標があるのですが、
これらを使って、プレミアムの変動率を表します。
デルタとは、原市場に対するプレミアムの変動率のことです。
デルタは ‐1〜1 の数値をとり、これが高いほど原市場に対するオプションプレミアムの感応度が上がります。
日経225オプションでいえば、あるコールオプションのデルタが0.3のとき、日経平均株価指数が100円上昇したら、このオプションのプレミアムが30円動きます。
デルタはコールでは正の値をとり、プットではデルタは負の値をとります。
オプションがITMに近づくほどデルタが1もしくは‐1に近づき、ATMから遠いOTMになるほどデルタは0に近づきます。
ガンマとは原市場の変動に対するデルタ値の変動率のことで、常に正の値をとります。
ガンマ値はATMで最大になり、そこから離れていくほど小さくなります。
ベガとは、IVの変動に対するプレミアムの変動率のことです。
これもATMで最大となり、離れるにつれ小さくなります。
また、権利行使日までの残り日数が長いほどベガの値が大きくなり、プレミアムへのボラティリティの影響が強くなっていきます。
セータとは、タイムディケイの大きさを示す指標です。
一日あたりにプレミアムがいくら減少するかを示しています。
セータは権利行使日に近づくほど大きくなり、プレミアム減少のスピードがはやくなってきます。
この中でとくに重要なのはデルタとセータで、文字に慣れない人もできるだけ意識してみるといいかもしれません。
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